自前のCAD/CAM設備
セラミックの白い詰め物、被せ物を55,000円~77,000円より
従来、セラミックスを使用した詰め物やかぶせ物を入れる際には、治療のための数多くのステップが必要でした。(型取りをして、模型を作り、技工所に送り、歯科技工士がセラミックスを手作りし、医院に送り返し、ようやく装着するというステップ。必ず数日の期間を必要としていました)
その不快感や不便さを最小限にすることができるのが、このCAD/CAMシステムです。
CAD/CAMシステム + iTero
iTero(アイテロ)とは
iTero(アイテロ)とは小さなセラミックの補綴物や、マウスピース矯正のためのシステムで3Dスキャナーを使って歯の型取りができます。
型取りの苦痛がなく、歯をスキャンするだけで精密に歯型を取る事ができます。
スキャンしたデータは直接メーカーへ転送されるので短期間でスムーズに治療が進められます。
歯の模型は作りません
従来の治療方法(型取りをし、歯の模型を作ってからセラミックスの詰め物を作っていく方法)とは違い、このシステムでは光学カメラにて型取りをします。
お口の中で簡単に3D撮影ができる光学カメラによって、歯の状態がデータ化されます。その画像データを元に、コンピューターが詰め物を設計します。
技工所に送らず、院内で機械が精密に削り出します(セレックシステム)
そのデータ上の設計に基づいて、院内にあるミリングマシーン(削り出しをする機械)がセラミックスのブロックから、わずか15分程度で詰め物、被せ物を削り出すというシステムです。
デジタル化による正確性
光学カメラで型取りをしているので、従来のものと比べると、より精密な詰め物となり、かみ合わせの調整もわずかで済みます。
(お口や歯の状態、治療する本数にもよりますが)従来では不可能であったセラミックによる歯の治療を1日で実施することも可能となりました。
※かみ合わせが難しい方の場合は、かみ合わせの確認のための型取りをすることもあります
※色調など、より細かい調整が必要な場合は、技工所と連携をとることもあります
実際の診療風景
光学カメラで印象(型取り)している様子
コンピューターを用いての被せ物のイメージ作製している様子①
コンピューターを用いての被せ物のイメージ作製している様子②
ミリングユニットで被せ物を作製している様子